最近、家でPCゲームしたり仕事の効率化を図ったり、何かと多ボタンのゲーミングマウスを使う機会が増えてきました。
私の周りにも多ボタンゲーミングマウスに興味を持つ人が増えていて、嬉しくなっています。
ただ、多ボタンゲーミングマウスは高価なものが多い印象で、なかなか1歩踏み出せないでいる人も少なくありません。
その多ボタンゲーミングマウスの中でも安くてコスパもいいのが、こちらの「ELECOM M-DUX50BK」です。

・値段の割に性能も良くコスパ〇
・多ボタンなのにとても軽い
・自由度の高いボタン機能の割り当て
そんな「ELECOM M-DUX50BK」を実際に使用した感想も踏まえてレビューしていきます。
M-DUX50BKの外観

製品名 | M-DUX50BK |
サイズ (幅×長さ×高さ) | 77.0×112.5×42.0mm |
重さ | 84g(ケーブル込み113g) |
プログラム可能なボタン数 | 18個 |
DPI | 最大3500DPI |
トラッキングスピード | 80IPS |
定価 | 9,757円 |
Amazon価格 (2021年2月現在) | 2,249円 |

ゲーミングマウスとしてはやや小さめ
握ってみるとこんな感じで

手にすっぽり収まるくらいの大きさです。
握るときにはフィンガーレスト分が横幅から減るので、カタログスペックよりもかなりスリムに感じます。
サイドボタンは合計で9つあり、内4つはちょうど親指のところにあるので特に押しやすくなっています。
サイドボタンをあまり使わないという場合でも、親指に近い4つだけ使うのもアリです。

サイドボタンの並びも曲線状で奥のボタンも押しやすくなっています。
ただ、それでも一番奥のボタンは結構遠くにあるので、握りや手の大きさによっては押しづらくなるかもしれません。

サイドボタンの他に、チルト機能(横倒し)付きホイールと左前方・中央に追加のボタンがあります。
左前方のボタンは面が広いうえに軽いタッチでクリック出来るので意外と押しやすいです。
中央のボタンはかなり押しづらい位置にありますが、初期設定のプロファイル切り替え(ボタン割り当てのゲーム用⇔普段使い用など)で押す頻度も低いので特に気になりません。
中央のボタンの下のランプはプロファイルの番号と色が対応していて、一目でどのプロファイルかが分かります。
ケーブルは丈夫な布ケーブルですが、軽くケーブルをいじるとマウス本体が動いてしまうくらいには硬いです。
しばらく使っているとケーブルが体感少し柔らかくなりますが、取り回しにやや難があることには注意する必要があります。

裏面はこんな感じです。
センサーが親指側に寄っていますが、マウスカーソルの動きは使っていて特に違和感ありませんでした。
M-DUX50BKの機能

このような専用のソフトを使って、ボタンの機能割り当てやDPIなどの設定をします。
ボタン設定はプロファイル5まであるので、ゲーム用・仕事用・普段使い用…など複数の用途でボタン設定を変えたいときにも役に立ちます。
設定内容はマウス内のメモリに保存されるので、外出先などで使いたいときに新たに設定する必要がありません。

ボタンの設定内容はこんな感じ。
音楽の再生や音量の増減などユニークな機能も設定できます。

キーボードの入力にも対応しているので、頻繁に使うショートカットを割り当てることも可能です。
コピー:Ctrl + C
スクリーンショットの撮影:Ctrl + PrintScreen
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M-DUX50BKのレビュー
「M-DUX50BK」を使っていてまず思うことが
ということです。
ゲーミングマウスはボタンが多いものほど重くなりがちで、ボタンの数が10以上になると100gを超えるものばかりです。
ところが「M-DUX50BK」は、プログラミング可能なボタンが18個ありながら84gという破格の軽さです。
マウスの軽さは長時間の使用での疲れにくさに直結するので、本当にうれしいポイントです。
MMO向けゲーミングマウスなので、ゲーミングマウスの中ではトラッキング性能がやや低いです。
なのでFPSやTPSのようにマウスを高速で大きく動かす場合にセンサーがマウスの動きを捉えきれない、いわゆるマウス飛びが発生することがあります。
そのためマウス操作が極めて激しい人は、もっとセンサーの性能が良い他のマウスを検討したほうがいいでしょう。
評判
本当にこの多ボタンゲーミングマウス(M-DUX50)便利なんですよね…。
— 霜軌(しものり) (@Texkamns01) March 5, 2021
この画像のように、それぞれのボタンにマクロが割り振れるので、これ一つで動画撮影、範囲指定スクショ、作業のやり直し、コピー&ペースト..etcができちゃいます。
これのおかげで誇張抜きで作業効率が倍になっていると思います。 pic.twitter.com/3nv3KFN6Bw
M-DUX50がないと生きていけない
— りーず Leez(そーめる) (@so_meru) February 8, 2021
まとめ
・重さわずか84gでとても軽い
・自由度の高いボタン割り当て
・FPSやTPSなど、マウスを激しく動かす用途には向かない
・コードが硬く邪魔になりやすい