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FXのスキャルピングに手数料はかかる?低コストでスキャルピング向けのおすすめFX業者を紹介

スキャルピングは、FXに限らず、株や仮想通貨など様々な投機対象で人気のトレード手法です。

そのため株や仮想通貨を経験して、FXでもスキャルピングで始めようとする人は少なくありません。

スキャルピングを愛用するトレーダーにとって、手数料が発生するかどうかはパフォーマンスに関わる非常に重要な要素です。

そこで、現役トレーダーの私が、FXのスキャルピングに関わる手数料について解説します。

目次

FXのスキャルピングに手数料はないが・・・

結論から言うと、FXでスキャルピングに手数料はかかりません(一部例外あり)。

しかし、FXにはスプレッドという取引手数料のようなものがあります。

スプレッドとは

スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。

FXの取引は、2WAYプライスという売値と買値の2つの価格が提示されているものに注文を出す方式が採用されています。

この2WAYプライスで提示される価格の差がスプレッドで、FXの実質的な手数料に相当します。

画像のドル/円だと、買値が「108.122」、売値が「108.105」なので、手数料は1通貨当り0.017円ということになります。

仮にドル/円で1万通貨(約108万円分)トレードしても、手数料は170円です。

スプレッドは通貨ペアやFX業者によっても変わりますが、0.003~0.03%と、FXは手数料がかなり安くスキャルピングで有利と言えます。

スキャルピングで手数料がかかるケース

FX業者の中には、スプレッド以外にもスキャルピングで手数料がかかるケースがあります。

それは、海外FX業者のECN口座と呼ばれるものです。(XMTradingのゼロ口座やGemForexのノースプレッド口座など)

海外FX業者は口座タイプを複数の中から選べる場合があり、STP口座とECN口座の2種類に分かれます。

STP口座ECN口座
スプレッド広い狭い
手数料なしあり(0.01%程度)

STP口座

ECN口座

スプレッドと手数料を合計して考えると、STP口座とECN口座の差はあまりありません。

ただし、ECN口座の方がトータルの手数料は少し安くなります。

もしスキャルピング用途で海外FXの口座開設を検討する場合は、ECN口座を選択するとトレードのパフォーマンスが上がる可能性があります。

FXでスキャルピング向け業者の選ぶポイントは?

スプレッドが狭い

スキャルピングは1回1回のトレードの利益が小さいので、手数料の大きさが勝率や利益率に大きく影響します。

そのため、スキャルピングでは手数料をできる限り抑えることが重要です。

スプレッドはFXの手数料に相当するので、スプレッドの狭さがFX業者を選ぶ1つのポイントになります。

国内FX業者の多くはスプレッドが極めて小さく、スキャルピングで利益が上げやすいです。

約定力が高い

FXは、相場の急変時などで注文が急増する場合、注文を出しても通らない可能性があります。

そういったことを避ける1つの目安として、FX業者の約定率があります。

約定率は注文が成立する確率のことで、約定率が高いほど安心してトレードができるFX業者ということになります。

スリッページが少ない

FXで注文を出したとき、注文を出した時の価格と違う価格で約定するスリッページが発生することがあります。

通信のラグに似ているので、オンラインでプレイするゲームの通信対戦等をやったことがある人はイメージしやすいと思います。

約定が速いほどスリッページは小さく、逆に約定が遅いほどスリッページは大きくなりやすいです。

スキャルピングは狙った価格でエントリーできるかどうかが肝になるので、約定速度が速くスリッページが小さいFX業者を選ぶのもポイントになります。

スキャルピングに厳しい国内FX業者もある

FX業者はスキャルピング向けの要素を満たしていればどこを選んでも変わらない・・・というわけではありません。

実は国内FX業者の中には、過度なスキャルピングを禁止していると言われているところもあり、最悪の場合は口座凍結もあります。

ただし、禁止事項の定義として短時間での取引を禁止しているだけであり、スキャルピング禁止を公言しているわけではありません。

過度なスキャルピングが原因とされる凍結報告

ツイッターやwebではスキャルピングのやりすぎで口座凍結されると話題になった業者は複数あります。

  • GMOクリック証券
  • DMM FX
  • 外為オンライン
  • 外為ジャパン
  • YJFX!
  • SBI FX トレード
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